『関ヶ原合戦記』
『関が原合戦記』(1600年)
(作詞)藤原晟芳
情けは味方、あだは敵なり
武田信玄さとしたが
石田西軍、家康恨み
関白殿下の成敗受けよと
忠義のいくさ場、関が原
先陣切るは徳川騎馬武者
馬がいななき、銃声響き
返り血浴びて挑む武将ら
命ざらしの死に化粧
昼の光が満つる頃
天下軍配、東軍受ける
勝どきの声、山揺らす
エイエイオー!
エイエイオー!
家康公の横暴とがめ
石田三成、辛抱こえて
雌雄決する時に立つ
関白殿下の遺言正せと
義俠燃える、関が原
人馬あふれて山が鳴く
弓矢放たれ、刃が折れる
槍が脇腹、貫き通し
命惜しまず激戦死闘
中天光り、家康安堵
頭汗拭き、扇をゆらし
再び兜の緒を締める
エイエイオー!
エイエイオー!