『海猿漁師』

   『海猿漁師』
      (作詞)藤原晟芳

   暗黒の海  船上ランプ赤々と
   武蔵ら乗せて  船が行く
   200カイリは  縄張りの果て
   サーチライトが  突然光り
   ここに来るなと  サイレン唸る
   奥歯噛みしめ  両腕さらす二刀流
   見ざる  聞かざる  言わざると
   海猿漁師  一歩も引かず
   仕掛けの網を  舞い踊らせて
   海神様に手を合わす

   漆黒の海  赤いランプをカモメ追う
   武蔵ら乗せて  船挑む
   200カイリは  ギリギリ波止場
   サーチライトが  眼をつぶす
   ここを越えるな  サイレン吠える
   小次郎どもに  身震いせずに
   見ざる  聞かざる  言わざると
   海猿漁師  不動の構え
   命さらすも 網投げ入れて
   海神様の御加護を願う

   今日も  明日も  明後日も
   見ざる  聞かざる  言わざると
   海猿漁師  沖へ沖へと立ち向かう
   侍ジャパンの意地と技
   日本の息吹き  見せつける

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