『銀座砂漠のハナミズキ』
『銀座砂漠のハナミズキ』
(作詞)藤原晟芳
雨のしずくが 銀杏に残り
セクシャル銀座 風香る
赤いネオンが 照らしだす
行き交う人とアスファルト
他人気にせぬ 割りきりも
それが流儀 と 乾いた街で
あゝ 今に燃える 男と女
あゝ 銀座砂漠のハナミズキ
そよ吹く風が 銀杏を揺らし
セクシャル銀座 幕があく
赤いネオンに誘われて
そぞろ歩きの人の波
他人構わず 見捨てても
咎められない 乾いた街で
あゝ 今が熱い 男と女
あゝ 銀座砂漠のハナミズキ
夜霧やさしく 銀杏を包み
セクシャル銀座 星が降る
赤いネオンが 見つけ出す
肩を寄せ合う二人連れ
他人無視する 振る舞いも
見てみぬふりの 乾いた街で
あゝ 今が恋しい 男と女
あゝ 銀座砂漠のハナミズキ