『吉原人情』
『吉原人情』
(作詞)藤原晟芳
荒れる世を見つめつつ
渡り上手の 駆け引き蔦重
先読み心 震い立ち
小舟で向かう 千里の夢路
歌麿になる から丸乗せて
親なし命 温め合えば
朝日に姿 源内 瀬川
吉原人情 波しぶき
荒波を恐れずに
商い小舟 舵取る蔦重
正しき道を 手探りに
向かう千里も 夢海道
歌麿と言う から丸連れて
江戸のしがらみ 切り裂けば
朝日に浮かぶ 源内 瀬川
吉原人情 波しぶき
荒れきしむ世の中で
修羅場くぐりの 小舟蔦重
義理の固さを 売りにして
挑む千里も 夢海路
歌麿と呼ぶ から丸連れて
江戸の仕切りを 打ち破りゃ
朝日に見える 源内 瀬川
吉原人情 波しぶき