『薔薇と薔薇』

    『薔薇と薔薇』
     -酒場恋情-
      (作詞)藤原晟芳

   その名を呼べば  胸うずき
   ただれた過去に 思いが走る
   未練と恨み  まじわらず
   両刃となって  身を削る
   触れると  冷えた体でも
   重なり合えば  熱すぎる
   やさぐれ酒場  男と女
   棘が攻め合う  薔薇と薔薇

   いつかいつかと  気を病むが
   独りよがりの  我が儘気儘
   見果てぬ夢は  蜃気楼
   引き返すには  遅すぎる
   互いの癖を知り過ぎて
   せつなさ募り  夜が更ける
   やさぐれ酒場  男と女
   棘を捨て切る 薔薇と薔薇

   未練残せば  身がきしむ
   ワイングラスに 涙のしずく
   追いかけるなら  間に合うが
   条理不条理  壁になる
   指先までも 冷え切って
   素足絡めて  慰める
   やさぐれ酒場  男と女
   棘が消え去る  薔薇と薔薇

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