開運原論


開運原論  運命に関する考察(3)
SNSの普及の中、様々な方々が、風水とは、四柱推命とはかくな
るもので、幸福実現の確かな導きであると主張している。
風邪にはこの薬、腰痛や胃痛にはこれがおすすめできます、と同様
に、運命に関する取扱説明書や開運マニュアルが販売されている。
しかし、医者と薬局屋に違いがある様に占術家と占術屋にはやはり
大きな相違がある。
まず、本格的開運には、宿命とは、運命とは何か、自問自答を重ね
如何に生きるべきであるか、についての哲学的思考が求められる。
風水や家相を環境方位学、四柱推命を運勢暦と単純に解釈して福徳
の招来を求めることは、あたかも裏山を登る感覚で富士山の登頂に
挑むのと大差ない。
開運実現には、心構えや不断の研鑚、そして忍耐力が必要である。
また、現界と霊界、地獄と極楽、天界と下界の確かな理解が重要で
ある。
以下に、自称占術家である鑑主がこれらの説明をする。
現実世界である現界と霊界はコインの表裏の関係である。
現界は身体ありきの世界、霊界は心霊のみの世界である。
人は霊界から泣きながら現界に生まれ、やすらかな顔をして霊界に
戻って行く。コインの縁を三途の川にして霊界と現界を行きつ戻り
つする。いわゆる輪廻転生が繰り返される。
そして、霊主身従の原則が働き、実は霊界が現界を制御している。
で、地獄極楽は現界と霊界どちらにも現有している。ただし、鬼の
類はいない。
別つのは、明と無明の違い、つまり悟りの有る無しである。
では、下界と天界は、地球上が下界、太陽と月世界が天界である。
太陽には神があられ、月には仏王である菩薩がおられるのである。
鑑主の開運アドバイスは、これらの認識が前提となっている。
続く

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