開運原論

運命に関する考察(13)
人生開運に関して、最重要事項は先見力につきる。
この世に生きる限り人間の最大関心事は自らの将来
がいかなる展開となるものか。仏教の説く四苦八苦
は受忍できても、その程度はいかほどで自身が耐え
うることが可能か。人生自体は、それぞれがドラマ
であり、望む望まざるとも日めくりカレンダーに終
わりはない。そこで、古来より人は来たる時の先読
みに務め好機失意の判断に人生をかけてきた。特に
勝負事に関しては、常に相対的関係である故、相手
の出方を予想判断して先手必勝の策で勝利をめざす
のが基本中の基本となる。囲碁、将棋、各種競技、
商売全般、はては任俠世界まで。これら戦い全般に
勝利する要諦は、上記先見力の優劣だ。今、動くべ
きか否か。待つならいかに待つべきか。誰にでも、
ここ一番の大勝負がある。伸びる竹の如く一節ごと
の関門越えの必要がある。その節を勝利で固めきり
次の一節まで伸長していく。それが人生だ。先人達
は、この先読みに四柱推命を[君子知命の術]とし
て大いに活用してきた。徳川家康公には天海僧正が
側近として仕え、推命術や風水術を縦横無尽に駆使
し、天地人の総合運を教え江戸幕府260年の基礎
確立に貢献した。歴史に名を残す開運アドバイザー
である。世間では運も実力の内と言われるが、運は
本来的に見えざる力である。しかし、現実的に運の
良悪が人生を決する事実は誰も否定できない。運が
全てであると言い切っても問題なかろう。歌唱力に
優れた者はあまたいる。野球、サッカー、テニスに
ゴルフ、ボクシング等の運動競技等、あらゆる分野
に実力者は存在する。しかしながら、プロとアマに
は明確な差異が存在する。そもそもプロと称される
ためには、いわゆる神レベルでなければならない。
そこで、神の領域に立つには開運力が必要となる。
オリンピックにおいて、金メダル以外に経済的価値
は認められない。特に、日本国においては金と銀に
は雲泥の差がある。ここ一番の勝負や、人生の盛り
における勝負こそが重要だ。巨人の中田選手が不振
続きと報道されている。恐らく球筋が良く見えない
のであろう。つまり、先見力が発揮できていない。
その主たる原因は、彼の実力ではなく居宅の影響に
あると判断できる。いわゆる盲目の悪相に居住して
いるのだろう。彼程の実力があればホームラン王は
当然である。気の毒な日々にある。ちなみに、市川
海老蔵氏は一日もはやく[けったいな家]を捨てる
事が必要だ。歩行困難が心配される。日銀の黒田氏
は、億ションを購入した途端、世間でのバッシング
が酷い状況だ。マンションに良相なしと断じている
が本説の実例になる事は確実だろう。紋次郎より。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です