『藍染北斎』
『藍染北斎』
-江戸の富士講-
(作詞)藤原晟芳
泣いて生まれた 吉日忘れ
「お前さん 死んじゃだめだよ」
回り泣かせて 人は逝く
葛飾北斎 見切った絵図よ
富士のお山を遠くに拝み
浮世荒波 揉まれる様は
神奈川沖の浪裏しぶき
死ぬも吉日 藍染の海
授かりし幸 捨て置いて
「お前さん 出ていくのかい」
回り泣かせて 人は去る
葛飾北斎 見切った絵図よ
富士のお山に憧れ抱き
浮世の挑み 恐れ乗り越え
夏の赤富士 凱風止まず
別れ吉日 藍染の空
雨に打たれて 山頂めざす
「お前さん 無茶はよしなよ」
回り泣かせて 人は行く
葛飾北斎 見切った絵図よ
富士のお山に救いを求め
浮世黒垢 山里に捨て
登り切るなら 光りの世界
祈る吉日 藍染の雲
※葛飾北斎「富嶽三十六景」の
代表三部作「神奈川沖浪裏」
「凱風快晴」「山下白雨」から
インスパイアーされて創作

