『銀座慕情』

   『銀座慕情』
        (作詞)藤原晟芳

   夕暮れの風かろやかに
   並木通りを吹き抜けて
   ショーウインドーが
   今宵の化身見つめてる
   老舗の誇りお手本に
   お店始めて5年ほど
   流儀イロイロあるけれど
   夜毎の出会い楽しみに
   励む女の心意気
   見守る銀座あたたかく
   慕う私は江戸の花

   恋の調子を知りたいと
   柳が揺れて呼び止める
   ショーウインドーに
   二人の姿写ってる
   貴男の笑顔まぶしくて
   後の次第は分からない
   人生イロイロあるけれど
   契りの夢を大切に
   歩む女の生真面目さ
   見守る銀座やさしくて
   慕う私は江戸の華

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