『銀座遊戯』
『銀座遊戯』
(作詞)藤原晟芳
始まりは 同伴の待ち合わせ
仕事スタート 気持ちが入る
お客大切 視線が合えば
笑顔キラキラ 箸さえはしゃぐ
好きなオンナと 告白の声
銀杏並木に 笑いを残し
お店に着けば 肩先一つ
銀座遊戯に 美風がそよぐ
ある夜に アフターのお約束
足取り軽く 心が弾む
お客大切 横に座れば
顎先上がり ワルの目光る
好きにしたいな 冗談発射
夜空突き刺す ロケット花火
闇の沼地へ 手慣れた誘い
銀座遊戯に お咎めはなし
それからは 日めくりの恋心
体むしばむ 甘い指先
お客大切 わきまえ知れど
情け溶け合う 男と女
好きを超えたと 本音のうめき
ここが潮時 別れの極み
恋情小舟 櫓を置き去れば
銀座遊戯に 見送りはなし