『漁火恋し』

  「渔火恋し」
   -カモメ恋唄-
     (作詞)藤原晟芳

  夕陽が海に溶け始め
  老いぼれ漁師  トボトボと
  波打ち際でアサリを拾う
  網にいとまを出すべきか
  思案するなら  カモメ集まり
  「どうしたオヤジ  舟を出せ」
  叱りながらも 励まして
  「漁火恋し」と泣き止まぬ
  岬の灯台  仁王立ち

  潮風やまず身をさらし
  老いぼれ漁師  フラフラと
  波打ち際で小魚探す
  網の破れをいつ直す
  思案するなら  カモメ集まり
  「どうしたオヤジ  舟を出せ」
  気遣いながら  せき立てて
  「漁火恋し」と泣き止まぬ
  岬の灯台  動きなし

  ケンカ白波恐れずに
  老いぼれ漁師  挑んだ過去も
  波打ち際で釣り針拾う
  網の取り換え やるべきか
  思案するなら  カモメ集まり
  「どうしたオヤジ  舟を出せ」
  ヤキモキしつつ  トガメなし
  「漁火恋し」と泣き止まぬ
  岬の灯台  灯が踊る

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